本州最南端串本は人も港も暖かい

本宮から車で1時間半ほどのところにある串本町は、和歌山県の中でも最南端の場所で、本州最南端に位置する海の町です。

串本町といっても広く、今回は最南端の潮岬観光タワーや橋杭岩、通ってきた港などを紹介していきたいと思います。

見てください、この海の色!港の中でもこの透き通った水。とてもキレイですよね。

港の岸から魚を釣っている人がいました。「何が釣れるんですか?」と聞くと、イワシや鯵を見せてくれました。新鮮なイワシや鯵の体の色は青くキラキラ輝いてました。小ぶりですが、その場で〆ると新鮮なまま持ち帰ることができるので、「今晩はおかあちゃんに刺し身にしてもらう」って言ってました。
魚の鮮度を保つ為に、頭はその場で落としてしまうそうです。

釣りをしていた人の向かい側の岸にあった神社。神社に行ってみると、漁師のおじちゃんとおばちゃんがいて、立ち話。10分ぐらい話していると「そういえば、伊勢海老いらんね?」って、こんな立派な伊勢海老を2匹もくれました。

さらに車を走らせること30分ほどで、橋杭岩(はしぐいいわ)がある道の駅に到着します。岩の向こう側に見えるのが紀州大島。この大島に向かって並ぶ岩たちは地下から上昇したマグマが泥岩層に入り込んで固まったもので、柔らかい泥岩層だけが波に削られてできたものだそうです。

写真ではわかりづらいのですが、かなり大きな岩で、引き潮の時は、近くまで歩いて行くことができます。

さらに車を走らせると、見えてきました最南端の灯台。この灯台の向こう側に潮岬観光タワーがあります。

潮岬観光タワーは、海外のお客さんも訪れる有名な観光スポットで、タワーには、日本人観光客や中国人観光客がたくさんいました。日本観光ブームの影響で、関西からも遠いこんなところまで海外のお客さんが来てるんですね。

タワーの前を海側へ歩いて行くと、本州最南端のプレートがあります。

その先には、水平線を望める崖があり、太平洋を一望できます。この日は天気もよく、遠くまで見渡せました。

また、タワーには、本州最南端のポストもあります。ここから手紙を出してみるのもいいかもしれません。

 

他にも、橋杭岩の正面にあった紀州大島などの観光スポットがありますが、それはまた次回紹介したいと思います!

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