1400年の歴史!奇祭 お燈まつり

和歌山県新宮市にある世界遺産の一部でもある、神倉神社で2月6日に行われる「お燈まつり」。記録が残っているだけでも1400年の歴史をもつ、奇祭です。

熊野神の来臨を再現した祭りで、家々に神の火を戴くという神事なのだとか。旧暦1月6日に行われ、新年における「火の更新」を意味する祭りです。

この祭の日は毎年晴れていると言われていますが、今日の夕方からは寒く小雨が降りはじめました。

17時ごろから上り子と言われる人たちは白装束に荒縄、草鞋、足袋、そして松明を持って速玉神社に集まり、神倉神社に移動するそうですが、到着した18時ごろには、みんな移動してしまっていました。
松明の紙。痕跡が残ってました。そんな残ったゴミを片付けている人たちもちらほら。そして、上り子の人たちはお酒をたんまり飲んでいる人が多く、みんな陽気。写真を撮らせて!と頼むと、みんな笑顔を返してくれました。

さっきまで、雨が降っていたのですが、祭が始まる前には、月がキレイに見えてました。

千鳥足の上り子たちが、暗い道を神倉神社に向かいます。途中、喧嘩して流血したりしてましたが。w

近くの神倉小学校には、先日ニュースにもなった、宮﨑駿さんが手紙を書くほど素敵だった木の体育館があります。素敵な体育館でした。

登る前に、まずはこちらでお祈りをして神社へ上がります。  女人禁制のこのお祭りは、上には女性は上がることができません。19時に締め切られて、上り子が降りてくる20時までひたすら待ちます。今回の上り子は1957名だそうです。ぞくぞくとみんな神社へ向かいます。

今日は風が冷たく強く、体の芯から冷えました。たくさんの女性たちがこの通りで彼らをひたすら待ちます。

20時ごろ、1番の人が降りてきました。上の門が開いて1分ほどで1番の人は降りてきます。とにかくダントツで早かった! ぞくぞくと続きます。最初は若い人たちが多い!

みんな彼女の名前を叫んでいたり、知り合いが応援していたり。大きなお祭じゃないからこそのよさがありました。隣にいたおばちゃんにもいろいろ教えてもらえたり。

Facebookには、その様子をライブ配信してみました。

ただただ、極寒で、30分ほど、みんなが降りてくるのを待ってましたが、最後の人まで待てずに帰ることにしました。

「1400年の歴史!奇祭 お燈まつり」への1件のフィードバック

  1. 神倉神社に今年参拝をしました。
    その日の夜、たまたま入った居酒屋で「お祭りが2/6にある」という情報をお聞きして調べておりました。
    そのお祭りに参加することはできるのか等の情報はどこで分かりますか?
    昼の参拝だけでも良いので何かお祭りに関われたら…と、思っています。
    とても、素敵な神社さんで心が惹かれていますので。

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