熊野に住むようになって、東京でも食べていたはずの食材がとっても美味しいなと感じます。それは、熊野のエネルギーをまとっているからかもしれません。
先日、熊野出会いの里という農業体験もできる古民家をやっている麻野吉男さんのさつまいも畑をお手伝いしてきました。新宮川の河原にある畑で米、さといも、人参などを育てています。特に人参はとっても甘くて美味しいのだそう。
朝7時すぎに到着したら、すでに、もくもくと作業をしていた麻野さん。
さつまいもを掘るのにはコツが必要で、慣れるまでは力の入れ方でさつまいもがポキっと折ってしまったり、なかなか抜けなかったりと、とても大変な作業でした。
気づけば12時。
みんなで出会いの里の母屋でお弁当を食べながら休憩。
母屋の畳に大の字になって昼寝をすると気持ちいい風が吹き抜けていく。暑くもなく寒くもない、田舎ならではの贅沢な瞬間。
「食べてみろ!」と麻野さんが収穫したベニアズマという品種のさつまいもを焼いてきてくれました。栗みたいにホクホクしていてとても甘くておいしかった。
いつもよりもたくさん収穫したので、さつまいもを集めるのも大変。w
麻野さんは野菜を無農薬ではなく減農薬で栽培している。野菜で商いをするということ、美味しい野菜を作るということ、その2つを叶える答えが「減農薬で野菜を作る」ということだったと麻野さんが教えてくれた。
「無農薬、無農薬言う人に、化学肥料で作った野菜を食べさせたら、美味しい美味しいと食べとったんじゃ」と笑って言っていた麻野さんの言葉が印象だった。
麻野さんのように個性的で素敵な農家さんと一緒に「熊野と都会をつなげる野菜販売」を近い将来やっていこうかと思ってます。まだまだ超えなくてはならないことがたくさんありますが、まずは、夢の実現に向けて宣言しておこうかなと。
みんなに熊野の野菜を食べてもらいたいと思ってます。
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